カテゴリ:雪山( 21 )

立山 1日目

4月17~19日の3日間、WARPで立山に行ってきました。

16日の夜にガイドのシンを拾って扇沢へ!
この日は関東でも雪が降り、扇沢までオール雪道の運転。

朝、完全にハイシーズンの風景にテンションも上がっちゃいます!
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相変わらず激混みの道中。
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2時間近くかけて雷鳥荘に到着。
しかし麓ではドピーカンだった天気も上に着くなりガッスガス。
視界も悪いので雷鳥荘で天気待ち・・・・・・・。

しかし、たいした時間待ってなかったがシビレを切らして出発!(笑)
外はガスガスだけど、とりあえずはお気に入りの「大走り」へ。
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けっこう積もっちゃってます。
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しばらくガスの中を登っていると・・・・・・

晴れてきました!!
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「きたぞーーーー!!」
も~テンションも上がっちゃいます!
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完全に真っ白な世界。やっぱ立山はデカいなーってしみじみしちゃいます。
この時期にまさかのラッセル。
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頂上までは行かず、調子の良さそうなところからドロップ。
ちょい重めだけど完全にパウダーです。
みんな好きなラインでグーフィーの壁に当て込みながら滑ってく。
距離も長く大満足の1本。

出だし好調の初日。
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明日も晴れますように!!
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by seven__three | 2010-04-23 23:13 | 雪山

ふぁっさ~

木曜日・・・・間違いなく雪が降る
これは金曜日に行くしかない!じゃないともうパウダーは・・・・・・・・。

ここは迷わず「かぐら」へ。かぐらは今シーズン初めてだ。
木曜日の夜に到着。トイレに行くとローカルの方々に会う。超久しぶりだ。

翌朝、支度をしてると「オッハヨー」と挨拶され、振り向くと「筋斗雲」のケニーチだった。
今日一緒に行く?との誘いに迷わず「もちろん!」
昨夜飲みながらY君達と登る約束をしたのだが、完全なるドタキャン。
ええ、もちろん悪気はありません。
テールについて勉強です・・・・・・・・・・・マジで。

今日の天気は最高です。
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気温が上がらないうちに南斜面へ。
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ちょい重いがひっさしぶりのパウダーにテンションも上がる!

二本目、今度はツリーへ。
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雪質はどうだかって?・・・・・・・・・「ふぁっさ~」ですよ。軽いんですよ。
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「これはおかわり行くしかないでしょ~!」ってことで登り返し。

3本目。またしても日が当たってないツリーへ。
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なに?また雪質ですか?
「ふぁっさ~」ですよ!

この時期としては最高のコンディションでした。
そこへゲストを連れて行くガイドねー。勉強になりました。
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by seven__three | 2010-03-16 20:34 | 雪山

富士山(裏タイトル「標高差3776m」)

「標高差3776mやりません?」
「どーいうこと?」
「富士山の山頂から海抜0mまで一気に下るんです」

今シーズンkei君と滑りに行くたびにこんな話をしていた。
ずーっと温めていた企画。
でもってついにやっちゃいました。
メンバーは3人「自分・kei君・ルーマー」
ルーマーは去年の夏に膝の靭帯を切って手術をしている。そしてなんとBC復帰1発目が富士山だ。
スゴイぞ!ルーマー。
そんな彼を誘う自分らもどうかと思う・・・・。


そして土曜の夜、僕とkei君は道の駅「富士」に集合。
ルーマーは富士宮登山口で就寝。

朝7時にハイク開始。
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今日の天気は快晴。1日天気が良さそうだ。
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先週に大雨が降ったが、どうやらここでは雪だったらしく積雪量が多い。
6合目から上は雪だった。

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空の青さが濃い。

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8合目を過ぎるとお鉢が見えてくるが、近いようで遠いんだよね。
9合目を過ぎると体が重くなってくる。

2006年と2007年に富士山に登っているが、その時より体の調子はイイ。

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お鉢へ最後の直登。

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鳥居が半分以上雪で埋まってる!
しかもガッチガチに凍ってた。

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でもって最後に目指すは頂上。

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今日は雪が多いので火口に滑り込んでる人もいた。
でも滑り込むと登り返さなくちゃだからね。タフだよね~。

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もう少し。

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到着~!
なんだかんだ言っても「しんどい!!」

時間は13時前くらいかな。

風が少し強かったが相変わらず快晴で気持ちがイイ!
ということで、ここでランチ。
かといって今日はまだまだやること満載なので長居もしてられない。

ということで滑り出し。

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出だしは雪質もそこそこ走る雪。
なによりも気持ちいいオープンバーン。

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まだまだ続く。
しかし途中からありえないくらいのストップスノーになった(笑)

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でもって最後は快適ザラメ。

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結局5合目手前まで滑ってこれた。
天気いいし最高だね。

だけど下界は暑い!
少し歩いただけで大量の汗が噴出す。

駐車場に着いて次の準備。

それがこれ
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そう、自転車。

ここから駿河湾まで自転車で下る。
その距離およそ50km(汗)けっこうあるね。

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しかし5合目の駐車場も標高2400mくらいある。
だから出だしからハイスピードダウンヒルになる。
折りたたみ自転車が途中で分解しそうで怖くなる(笑)

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ルーマーの自転車なんかどっかの景品でもらったような、ちゃちい自転車。彼はロードバイクを持ってるくせに、なぜか今回はその折りたたみで参戦。

ブレーキをかけるたびにサビついたママチャリ以上に轟音をたてるものだから、後ろで走ってて笑いが止まらない(笑)

振り向くと富士山が遠くに見えた。

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あそこのてっぺんから来たと思うと「スゲー」って思う。
でもゴールはまだまだ先。

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ちょっと静岡風に。

ハッキリ言ってここまでほとんどペダルを漕いでない。
この自転車の行程は半分以上が下り坂。
爽快ダウンヒルだね。

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終盤は街中を抜けて

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工場地帯を通って

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そしてついに

海に着きました~!!

いや~、長かった。
ゴールしたのはだいたい17時。

今日1日およそ10時間の行程だった。
長い行程だったけど、この達成感はなかなか無い!
日本でここしか出来ない「標高差3776m」
そんな企画に乗っちゃう自分らは「ドM?」

kei君、ルーマーお疲れ様でした。
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次は何をすることやら?
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by seven__three | 2009-05-11 21:27 | 雪山

久しぶりの立山

今回のGWに「WARP」のツアーの手伝いで立山に行くことになった。
立山に行くのは数年ぶり。しかも泊まりは雷鳥荘。
今まで日帰りかテン泊しかした事が無い。
ま、日帰りは二度とやらないと思うけど(笑)

ターミナルから出て久しぶりに見た立山は、記憶に残っているよりも壮大で、ワクワクする場所だった。
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今回は2日から3日間滞在したけど人が多かったねー。どの山を見ても必ず人がいる。人気なんだねー。
天気は最終日だけちょい曇ったが、初日、2日目は超快晴で、ゲストの方も尋常じゃない雪焼けをしてた(笑)

雪は今年は少なかったらしいが、その分地形がクッキリ出てボーダーには楽しそうなポイントが随所にあった。
あ、もちろんお約束の当て込み大会になりましたけど(笑)

雷鳥沢、大走り、タンボ平などを滑ったが、まだまだ遊べるところは無数にあり、「また来たい」ではなく「また来なくちゃいけない」と思った。


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ツアーも笑いあり、ハプニングありでなかなか中身の濃いツアーになったと思う。

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今度はプライベートで色々行ってみたい!

しかし山荘は最高だね。
もうテン泊とかしたくなくなっちゃう(笑)
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by seven__three | 2009-05-05 21:15 | 雪山

芝倉沢

ついにこの日が来た。
谷川を滑る為に数回足を運んだが、ことごとく天候不良で撤退・・・・・。
せいぜい天神尾根から西黒沢へしか滑ったことが無い。
「もうちょい上(奥)に行きたいなぁ」っていっつも思っていた。
そんな時にkei君からのメール。
「谷川やりませんか?」

日曜日、高坂SAに集合。メンバーはkei君、S君、そして自分の3人。
今日は1日天気が良さそうだ。
8時過ぎにロープウェイ降り場からハイク開始。
いきなりの急登はウォーミングアップどころじゃない。
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周りを見るとほとんどが登山者だ。板を背負っているのは数人。しかもボードは自分らだけ。

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天神尾根の難所を越えて

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いいペースで肩の小屋に到着。

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苗場山やかぐらもクッキリ。

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オキの耳。手前の雪庇が超デカい。

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最後の一ノ倉岳。ここでアイゼンに履き替える。

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一ノ倉岳の中盤の急登はアイゼンじゃないと怖い。スリップしたら谷底へ落ちてしまいそうになる。
しかしkei君は1回もアイゼンに履き替えないで登りきった。タフだね~。

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振り返ると谷川岳が荒々しくそびえ立っている。
めったに見れない景色なのでしばらく見入ってしまう。

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一ノ倉岳を登ると今度はなめらかな稜線が続く。
やっとドロップポイントに着いた。
この時点で6時間経っている。休憩しすぎ?(笑)

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普段被らないメットを被って、まず僕が滑る。
ちょっと茂倉岳方面にトラバースしてドロップ。
出だしは斜度もあり、快適なザラメだったが、それも束の間。いきなりのストップスノーへの変貌に体が前に飛ばされそうになった。

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ここからがデンジャラスポイント。広々としたバーンから一気に細くなる。デブリ祭りの予感がしてならない。
間隔をあけて滑る

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ハッキリ言って「超ドキドキ」
ボトムは所々デブリがジャマしてるし、極端に板が走らない。左側を見上げると今にも落ちてきそうな雪庇が見える。落ちてこないことを祈るだけ(笑)
ここは慎重に右側の斜面を滑るが、あまりにも板が走らないのでふくらはぎが爆発しそうになる。
所々セーフティーポイントで少し休憩しながら先を目指す。

もうほんとにデブリだらけ。

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デフリの量も多かったが、ボードでその上を通過できるくらい柔らかいデブリが多くて助かった。
あれをいちいち板を脱いで渡っていたらシンドイねー。

なんとか安全地帯まで滑って休憩にする

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ここからたらたら滑って巡視小屋から湯檜曽川沿いに歩いて帰る。
幽ノ沢と一ノ倉沢は雪で埋まっている所があったので歩いて渡れたが、マチガ沢は埋まっておらず一瞬悩む。スピードを要する徒渉になった。

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結果、若干ブーツが水没した・・・・・。

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結局ロープウェイ乗り場に着いたのは、登り始めてから10時間後だった。
時間的には相当遅いと思う(笑)
ま、でもパウダー狙いでもないし、天気も良かったしで登りはのんびりハイクだったしね。

今回芝倉沢を滑ったのはいい経験になった。
それまでのハイクもなかなか難しい所もあったしね。
なんてったって景色が壮大ですよ。さすが谷川岳。

でもデブリ祭りはもういいや。
kei君、S君お疲れさまでした。
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by seven__three | 2009-04-16 22:19 | 雪山

焼岳

土曜日
「明日どーしましょうかー?」
「うーん、どうしようかねー?」
「行きますか?」
「とりあえず行ってみる?」
こんなやりとりの結果、天気だけでも期待の持てる日曜日に滑りに行くことに。

場所は「焼岳」
パートナーは「kei君」
最初は谷川に行く予定だったが「雪が安定してないんじゃないの?」的な噂や事故のニュースを聞いてヤメにした。
場所のチョイスは相変わらずのkei君任せ。
自分的には「焼岳ってどこー?」って感じです。スンマセン。
こっち方面は全然分かりません・・・・・・。

朝5時に八王子に集合。自分の車をデポして出発。
8時前にスタート地点に到着。サクサクっと準備を済ませて焼岳へ向かった。
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今回のスタートはトンネルから。しかも真っ暗でゆるい登りの1.3km。空気が悪くいきなりしんどい。
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トンネル抜けると見えました!本日の山「焼岳」

しかもドピーカン。

さらに歩いていくと穂高岳
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大正池の手前の橋を渡ってシューを履く。
少し歩くと脛ラッセルへと変わり、斜も急になってくる。
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kei君と交代しながらラッセル。

ちょうど半分くらいの所で大休憩。
右手には穂高岳。
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いやー圧巻だね。
ここに来るのが初めてだったので、全ての景色が新鮮だった。

今日滑る斜面も見えてきた。
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しかし今日のロングルートはしんどい!
今シーズンはあんまり登ってないってのもあるけど、予想外のラッセルのおまけ付きもあるし。
もう最後の斜面を登ってる時は、10m歩いては「あー!!しんどーーーー!!」と叫ぶ(笑)
太もも乳酸地獄。

大斜面の中腹まで登った時、上から中高年のスキーヤー2人が滑り降りてきた。彼らも予想以上に雪質が良かったのか、超ハイテンションでこっちに向かってきた(笑)
たしかにちょい重だけどパウダーっぽい。
でもって僕の前で止まり
「いやー、今日は最高ですよ!」と超ニコニコだった。
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↑ ハイテンションな2人。

少ししたら別グループの中高年スキーヤーが降りてきたが、僕とkei君を驚かした衝撃の行動を見せ付けられた。
 ↓ これがその風景
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恐らく15人ぐらいいたと思う。それら全員が一斉に滑って行った。しかも沢地形の所を。
さらに1人は僕の真上を斜面を切るように滑って行った。

完全に常識を逸脱した光景。
万が一雪崩れたらどうすんの?
でもってガッチリとグチャグチャなトラックのお土産を残していった。

「あー、こいつら最悪だー」
「しかも一番いい所をグチャグチャにしていきやがった」

でも斜面がデカいので、まだまだ滑るところは残っている。それが唯一の救い。

乳酸が溜まりまくった足を一歩ずつ進めながら頂上直下のコルに到着。トンネル前のスタートからちょうど5時間くらいかな。
目の前ではゴーゴーとガスが出ている。
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とりあえず記念写真。

風をかわせる所でランチ。

少し休憩してドロップすることに。

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まずは僕から
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途中でラインを変えてとなりの沢へ。
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さらに帰りのツリーは完全なパウダー。
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いやー、想像以上の雪質でした。
しかも1日中快晴。
あの中高年グループにはガッカリだったけど、最高の1日になった。
それと今回も一眼デジカメのお世話になってしまった。
やっぱいいなー、一眼。

ここ数年kei君との行動はハズレ無しだね。
感謝感謝!
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by seven__three | 2009-03-17 19:38 | 雪山

念願の

もう数週間も前の事。
友人のルーマーから「苗場山やりません?」と誘われてた。
だけどその時は天気も悪く、あえなく断念。

この苗場山、かぐらの中尾根からいつも見ていた山。
でもっていつかは滑りたいと思ってた山。
ルーマーともず~っと前から話していた。

先週の土曜日、またしてもルーマーから電話。
「苗場山やりません?」
「あと誰がいるの?」
「八海山」
「マジで!?なに、その組み合わせは?」
「二人っきりはあれなんでどうですか?」

このルーマーの熱い誘いを断るわけにはいかない(笑)
もう今シーズンは使わないと思っていたWANDをまた車に積んでかぐらへと向かった。

朝、駐車場で合流して出発。
今回はロングルートなのでなるべく楽しようってことで、5ロマが動くまで待つ。

8時30分に5ロマが動き出した。
やっぱ楽だね。
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さくさく登って神楽峰に到着。
今日滑る苗場山がドーンと見える。
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この人は頂上からのドロップしか頭に無い。
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途中で会ったローカルのYさんとSさん。
面白そうな所へと滑り込んでいきました。
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神楽峰から雷清水までは下り。
だけど板を履くのが面倒くさいので歩いて降りる。
(そっちの方が面倒くさい?)
雷清水から先はドロドロの夏道を歩く。スノーシューがドロドロ・・・・・・。

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ここまではほとんど夏道を歩いてきたけど、ここから先は真剣に考える。夏道は急すぎてまず無理。
夏に登った時に見た風景とは変わっていて、1回下ってからトラバースして高度を上げていくことに。

ここで板を履き、ボトム付近まで滑り込む。ここの滑りは何も楽しくない。

ボトム付近から今度は登る。
しかしいきなりの急登にシューだと不安だったのでアイゼンに変える。
ルーマーはアイゼンも履かずにスキーブーツを蹴りこんで登っていく。チャレンジャーだ。

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一気に高度を上げたら、今度は大斜面のトラバース。
ちょっと間隔を空けながら進む。
ルーマーはシールなのでサクサク。
二番手の自分はず~っと脛ラッセル。変わってもらおうと振り向いても八海山はいない・・・・・。

しかし直下から見上げる苗場山は迫力満点だった。
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それと向かい側の中尾根から見た斜面はメチャメチャ斜度がありそうに見えたけど、近くで見るとそうでもなかった。
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大斜面のトラバースも終わり、今度は稜線を登っていく。ここでまたシューに履き替える。

今回は荷物も多いし、一人でラッセルだしでしんどいったらありゃしない。
滑り出しのタイムリミットを12時と決めて登っているが、ピークまでは無理っぽい。
ピークまで行ってもガリガリっぽいし調子の良さそうな所までとした。

でも彼はグングン登っていく。
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しばらく登ったところでハイク終了。
ここからルーマーの滑り込むところを指示することに。

僕が滑り込むところは見た目ボコボコだけど、雪質は悪くなかった。
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逆から見た三角山。
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しばらくするとルーマーから無線が。
「そろそろドロップします」と言ってるがどこにいるのか全然分からない。

しばらく無線でやり取りしてルーマーを発見!
良さげなプチシュートを指示すると勢いよくドロップしてきた。
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案の定、あっという間に見えなくなった。

滑り終えたルーマーから無線で「雪イイっすよ!」と。
「マジで?」

「あー早く滑りてー」
一眼を持ってきている八海山に連写で撮ってもらおうと、彼の準備を待つが、遅いので先に行くことに。

斜面をさえぎっていたノールを越えると、あの憧れていた斜面がドーンと目の前に。
もう大興奮!しかも雪質も思ってたより格段にイイ!
太陽を背にして滑っていたから、上がるスプレーも影で分かった。
「さ・・・・・・最高~!」

ルーマーの所まで滑り、八海山を待つ。

彼も気持ち良さそうに滑っていた。
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もう何年も思い続けていた分、感動も大きかった。

しばらく余韻に浸りたかったが、これから強烈な登り返しが待っているので急ぐことに。
まずはコルまで。

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登り返しさえなければもっと最高なのにね。

ゼ~ゼ~しながらコルに到着。
振り向いて見た苗場山は太陽の光を浴びて、ステンレス製みたいな色に輝いていた。
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ここでやっと昼飯タイム。
風も穏やかで気持ちがいい。

昼飯タイムが終わったら、またしても登り返し。
今度は雷清水から神楽峰まで。

もう完全に無口(笑)

ヘロヘロで神楽峰に到着。
苗場山滑走の達成感と、もう登らなくていい安心感でグッタリ。

あとは滑って降りるだけ。

最高の1日だった。

今回は運も良かったと思う。天気、雪質、積雪量などね。うん、最高のタイミングだったね。
誘ってくれたルーマーに感謝!
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by seven__three | 2008-04-08 21:16 | 雪山

母さん・・・・・足がつりそうです。

8日、今回の山は迷いに迷って平標山に決定した。
パートナーはkei君。

田代の駐車場からkei君の車で火打峠へ向かう。しかし雪が降っているがなんとなく暖かい。もう春がすぐそこに来ている感じがした。

7時過ぎにハイク開始。
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夏は平らな登山道も冬はこの通り。

前日のトレースがわずかに残っていて、それを頼りにサクサク進む。ここからラッセルじゃ死んじゃうね(笑)
天気は回復傾向。しばらくは曇っていたが、時々晴れたりした。
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しかし今日は体が重い。ハイクがしんどい・・・・・。
ピークに伸びる尾根へのとりつきまで来ると、北面のツリーということもあって、雪質がガラリと変わりテンションも上がる。
先行スキーパーティーのトレースを踏んでいくが、シューでも沈んでしまい、ちょいラッセルに変わった。

それでもテクテクと高度を上げていったが、森林限界まで来ると風に叩かれたカチンカチンのバーンがお出迎え。さらに風が強い。
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ここでkei君と作戦会議。ピーク付近まで登り、沢を選ぶか、今登ってきたフカフカのツリーを攻めるか?
沢のコンディションは行って見ないと分からない。そこでハズすのもイヤなので、ここからツリーを攻めることにした。

まずは僕から。出だしは硬かったが、あっという間にフカフカに変わる。
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木の間隔も程よく、気にしないでスピードにのせて滑る。

ツリーを抜けたところで止まってkei君が来るのを待つ。
林の中からスゴい雄たけびと共に彼が滑ってきた(笑)
相当気持ち良さそうだ。

「いやー気持ちよかったね~」
「もう1本行きましょう!」

登り返しの準備をし、一歩踏み出したところで僕の足に異変が・・・・・。
「kei君・・・・・・俺、足つりそう・・・・・」
1本目の滑り出しのときから違和感が少しあった。

少し休み、また一歩を踏み出すがどうもヤバそうな気がする。
「俺ここにいるからkei君行ってきてよ」
とkei君を送り出し、ここで休憩。

しかし雪山で足がつりそうになったのは初めてだ。立山テン泊でカチカチに凍ったブーツに無理やり足を突っ込んで足がつった事はあったけど(笑)

彼が降りてくるまですることないんで、景色を見ていたり写真を撮ってたりしたら、後ろから「ハァハァ」と息遣いの荒い何かが迫ってきた。

「はっ」と振り向くと、そこには真っ黒なラブラドールがいた。
「おー、なんだなんだ」と頭を撫でていると、僕には目もくれずにバックパックをあさり始めた(笑)
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犬好きの僕にはたまらない癒しの時間。
遠くからテレマーカーの人(夫婦?)が「すいませ~ん、なにか悪さしちゃいましたか?」と声をかけてきた。
どうやらこのラブは彼らの犬らしい。

しばらく僕のバックパックをあさってたラブも飼い主の所へと戻っていった。
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この風景はまさしく僕の理想。いつかは犬を連れて色々な所へ行きたいね。

「kei君早く来ないかなぁ」なんて思っていたのも束の間、無線が入りドロップすると。
またしても発狂と共に彼が勢いよく滑ってきた。しかし彼の声はよく響く(笑)でもこれも山の中では必要だよね。

僕から100mくらい先に止まって振り向いた彼の顔を見れば「どうだった?」って聞かなくても分かった。

「じゃー風がかわせるところまで降りて休もっか?」
ってことで休憩バッチリで足も復活した僕から滑る。
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まだまだ雪も腐ってなく気持ちがいい!
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途中、ハイクしているスキーヤーの間を突っ切った時「おーーーー!来た来た、かっこいいね~」と言っていたのは聞き逃さなかった(笑)
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なんか顔がニヤケる。

高度が下がると雪も腐り始め、最後はブレーキがかかるような雪質になっていた。

適当なところで休憩し、駐車場へと歩いて帰る。
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でも足がつりそうになってしまったのは、ちょっとガックリ。
2本目も行きたかったッス。
ま、しょうがないけどね。

今までは彼と一緒の時は必ず低気圧がやってきて、ヒドい時には暴風雪になっちゃうくらい。
しかし今シーズンは彼と一緒のBCはハズレ無しだね。
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by seven__three | 2008-03-13 21:04 | 雪山

最高峰からのドロップ

今年も行ってきました、日本一の山へ。

16日「筋斗雲」のツアーで。

夜10時に富士宮口駐車場に着いたが誰もいない。上を見れば満天の星空、下を見れば夜景が広がり、そしてここには自分しかいない。ちょっと贅沢。

朝、天気は晴れ。ケニーチョとtaro君と3人で6時30分スタート。平日なので僕らの他は10人位しかいなかった。
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最初は砂れきの上を歩いて行くと新六合目に着く。
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ま、ここは通り過ぎるだけ。
今年は雪が多いので、七合目に着く前にアイゼンを履く。去年は八合目までは登山道で登ったっけな?

少し斜がきつくなるが、まだまだ余裕。
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遥か上のほうに八合目が見える。
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やっと八合目が近くなる。
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今回はペースが早い。夏のコースタイムより早いペースなので、休憩を多く取るようにした。じゃないと高度障害出ちゃうからね。
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八合目を過ぎると異次元の世界になっていく。ここで標高3250m。だんだんと息苦しくなっていく。
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もう九合目からキツイ。体が動かなくなっていく。ちょっと登って息を整えて、またちょっと登る。これの繰り返し。横を見ると下山している登山者が、ピッケルを上手く使って尻で滑っている。なんか楽しそう。
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九合五勺に到着。
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もうヘロヘロになっていく(笑)

ケニーチョたちより遅れて富士宮口山頂に到着。
しかし疲れきっているところにケニーチョが一言「剣ヶ峰まで行っちゃおうよ!」
もうあとは根性の一言だね。
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そしてついに日本最高峰にたどり着いた。
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去年はお鉢までだったので、感無量っすねー。

しかし天気は良いし、風は無いしでちょっぴり昼寝(笑)
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今僕らは日本一高い所で昼寝をしている

そして日本一高い所からドロップイン!
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登り返すのはイヤだったのでお鉢までトラバースぎみに滑る。
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そしてお鉢からプチシュートを経由して快適ザラメバーンを滑走する。
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標高が高いので滑る時にちゃんと息をしていないと滑ってる最中にフラフラになる(笑)
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滑走距離があまりにも長すぎるので、途中に休憩を入れて滑る。
登りの疲労も溜まっていて、ちょっとバンピーになると板を押さえつけられない・・・・・・。

七合目過ぎまで滑り、後はまた歩いて下山する。
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天気は良いし、人はいないし、雪質は良く走るザラメと、もう言うこと無しのコンディション。しかも日本最高峰からのドロップインという目標まで達成!
いやー何も言うことありません!
最後はかなりヘバったけど・・・・・・。

しかしこの男はタフだね~
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by seven__three | 2007-05-17 19:30 | 雪山

日本一の山!

21日の日曜日に「筋斗雲」のツアーで富士山に行ってきた。
前日22時頃に富士宮口の5合目駐車場に到着。天気は良く、星が手の届くところにあるくらいに見えた。夜景もきれいだったし。デートスポットだね。
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朝起きると天気は快晴。だけど下には雲海が広がっていた。
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4時30分に起床し、まったりと支度をしながら朝ご飯を食べる。
ツアーの人たちが集まりだして、6時に出発。
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下から見上げた富士山は雪が全然無いように見えた。
「なんかたいして滑るところなさそうだなぁ」って思った。

5合目の標高は約2400m。ここから山頂まで行くとすれば、山頂の標高は3776m。その差約1400m。今までそんな標高差を登った事が無い。おまけに3000m超級。ちょっと緊張・・・・・・。

だけどこの富士山は、夏でもいいから1度は登ってみたかった山だったから、もう、うれしくてうれしくてしょーがない(笑)

あまり急ピッチで登ると高度障害が出てしまうので、ゆっくりと登って行く。
しかし景色が変わらないのは楽しくない。でも振り向けば絶景だけどね。
山荘が見えるんだけど全然近づいて無い気がする。

それでもテクテクと登り7合目到着。ここで3000mをちょっと超えたくらい。体はまだ全然元気だった。ついでに今日のガイド「ケニーチ」も元気だ。
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周りのみんなも元気だった。この位なら立山とかで経験している人も多いしね。
少し休憩して出発。次は8合目。

目の前に見えるけどなかなかたどり着かない。
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日差しも段々強くなってきた。

やっと8合目到着。
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ちょっとみんなが無口になってきた。
ここで標高3250m位。この辺から高度障害が出てくる人もいる。
自分はいたって調子イイ!疲れてはいるけどね。
でもまだ先は長そうだ・・・・・・・。
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次は9合目。ここからスノーシューを履いての登り。もうハイク中にしゃべるだけで「ハァーハァー」ってなってくる。

9合目に着いた時についに一人脱落者が出てしまった。やはり高度障害でフラフラになってしまったみたいだ。
ここで標高は約3400m。もう完全に未体験のゾーンだ。

もう標高と疲れでしゃべるのも面倒くさくなってくる。あともう少し・・・・・がんばろう!

9合5勺に着いた時に2人目の脱落者が・・・・・・。
ここで標高は約3550m。振り向けばあいかわらず雲海が広がっている。
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あとは頂上を目指すだけ。
最後の急登を前にして雪が無くなったので、板をデポして身軽な状態で富士宮口頂上を目指す。

そしてやっと到着。

時間はちょうど1時位だった。
なんと登り7時間かかった・・・・・。でもってこの標高だしねー。
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ここで少し休んで板をデポしたところに戻ることにした。本当だったら富士山山頂の剣ヶ峰(標高3776m)まで行きたいところだったが、そんな事してたらもう滑る体力が無くなっちゃうのと時間が無いってことでね。
次の目標にしよ!
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これから滑りの時間になってテンションも上がっていくはずだが、みんな疲れちゃってそんなにテンションが上がらない(笑)
バーンは春のゲレンデ状態。雪は緩んでるけど、もうグサグサになってた。

まずは9合5勺まで軽く滑る。しかし雪が重くて滑りづらい。オマケにこの標高だから少し滑っただけで「ハァーハァーハァー」と息が苦しくなる。
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次は9合まで。みんなレベルが高く、ガンガンに飛ばして行く。
僕もなるべく荒れていないバーンを選んで滑る。

しばらく滑ると雪が無くなるので、板を担いで横移動。
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でもってちょっとしたロッククライミング的な事もやったりして(笑)
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また気合を入れて滑りますかー!
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もうこれで滑り収めと思うと自然と気合も入る。

最後はもうお腹一杯。
6合目付近まで滑って、あとは歩いて下るだけ。

足はもう疲れきっていたけど、目標であった富士山に登って滑ることができて、本当に満足の1日だった。

次は剣ヶ峰まで登るぞ!
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by seven__three | 2006-05-23 18:37 | 雪山