年末年始トリップ(その1)

もうしばらく前から年末年始の行き先について考えていたけど、結局は無計画の放浪トリップになった(笑)
「なんか毎年同じ事をしてるなぁ」

今回は大晦日~3日まで。
初日は「かぐら・田代」
一緒に滑ったのは「masato&sumi」
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数年前までは「もういいよ!」ってくらい毎週一緒に滑っていた。今回一緒に滑るのは2シーズン振り。
しかも全員スノーボード、そしてグランドトリックに励む。
結局、逆エッジくらって撃沈・・・・・。

その後は六日町の温泉に入って、2日後に白馬で再会することを約束して分かれた。
「さて、これからどうするか?」
明後日は白馬で滑ることになっている。
雪もジャンジャン降ってるし、行けるとこまで行って適当にスキー場を選べばいいや。
なんて超適当に白馬方面へと走り出す。

自分の予想では、早々に野沢辺りでギブだったが、なんだかんだで白馬まで来てしまった。
まあこのルーズさも車中泊のメリットだね。

今日は「サンサンパーク白馬」っていうパーキングで寝る事にした。そして明日はそこから数分の白馬五竜で滑ることにして酒を飲んでいたら、友達のJINさんから電話。
「明日どこ行くの?」
「たぶん五竜」
「激混みだと思うからやめて、コルチナにすれば?」
「考えてみますわ」
なにせ白馬については知識ゼロなので、ここはローカルのアドバイスに従ってみる。

そして元旦・・・・。
昨日から雪はずーっと降っている。
車周りの雪かきから新年がスタートした。

チャチャっと準備をしてコルチナへ向かった。
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ゲレンデに着いたのは9時。
あまり期待もしてなかったので、156cmの板を履いてリフトに乗っていると、目の前はパウダー天国になっていた。
「う、・・・・・板のチョイス間違った」
だけど車まで取りに行くのは面倒なので、このまま滑ることに。
ゲレンデマップも見なかったので、コースが良く分からない。もちろんどこが一番おいしいパウダーがあるのかがね。

しかたないからトンがった板に乗ってる軍団の後をつける(笑)
営業開始から30分が経っていたが、ゲレンデには十分すぎるパウダーが残っていた。

もう夢中になって2時間くらい滑りまくった。

「コルチナ最高!!」
口を開けばこのセリフしか出ない。

ちなみに、どこにでもあるような割引チケットを使って、リフ券、昼飯、風呂代がセットになって3,800円って安いね。

結局ナイター営業になる寸前まで滑った。
「もう今日帰ってもいいんじゃない?」
そんな一言が出てしまうくらい満足した一日となった。

明日は友達数人でのセッション。
昨日と同じパーキングに戻って、酒を飲み、余韻に浸りながら眠りに付いた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく
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# by seven__three | 2008-01-06 19:50 | ゲレンデ

最高峰からのドロップ

今年も行ってきました、日本一の山へ。

16日「筋斗雲」のツアーで。

夜10時に富士宮口駐車場に着いたが誰もいない。上を見れば満天の星空、下を見れば夜景が広がり、そしてここには自分しかいない。ちょっと贅沢。

朝、天気は晴れ。ケニーチョとtaro君と3人で6時30分スタート。平日なので僕らの他は10人位しかいなかった。
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最初は砂れきの上を歩いて行くと新六合目に着く。
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ま、ここは通り過ぎるだけ。
今年は雪が多いので、七合目に着く前にアイゼンを履く。去年は八合目までは登山道で登ったっけな?

少し斜がきつくなるが、まだまだ余裕。
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遥か上のほうに八合目が見える。
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やっと八合目が近くなる。
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今回はペースが早い。夏のコースタイムより早いペースなので、休憩を多く取るようにした。じゃないと高度障害出ちゃうからね。
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八合目を過ぎると異次元の世界になっていく。ここで標高3250m。だんだんと息苦しくなっていく。
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もう九合目からキツイ。体が動かなくなっていく。ちょっと登って息を整えて、またちょっと登る。これの繰り返し。横を見ると下山している登山者が、ピッケルを上手く使って尻で滑っている。なんか楽しそう。
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九合五勺に到着。
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もうヘロヘロになっていく(笑)

ケニーチョたちより遅れて富士宮口山頂に到着。
しかし疲れきっているところにケニーチョが一言「剣ヶ峰まで行っちゃおうよ!」
もうあとは根性の一言だね。
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そしてついに日本最高峰にたどり着いた。
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去年はお鉢までだったので、感無量っすねー。

しかし天気は良いし、風は無いしでちょっぴり昼寝(笑)
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今僕らは日本一高い所で昼寝をしている

そして日本一高い所からドロップイン!
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登り返すのはイヤだったのでお鉢までトラバースぎみに滑る。
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そしてお鉢からプチシュートを経由して快適ザラメバーンを滑走する。
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標高が高いので滑る時にちゃんと息をしていないと滑ってる最中にフラフラになる(笑)
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滑走距離があまりにも長すぎるので、途中に休憩を入れて滑る。
登りの疲労も溜まっていて、ちょっとバンピーになると板を押さえつけられない・・・・・・。

七合目過ぎまで滑り、後はまた歩いて下山する。
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天気は良いし、人はいないし、雪質は良く走るザラメと、もう言うこと無しのコンディション。しかも日本最高峰からのドロップインという目標まで達成!
いやー何も言うことありません!
最後はかなりヘバったけど・・・・・・。

しかしこの男はタフだね~
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# by seven__three | 2007-05-17 19:30 | 雪山

谷川岳馬蹄形縦走

ここ数年、夏・冬と山に登っているけど、縦走ってのをしたことが無い。ずーっと前から縦走をしてみたい!って思ってたけど、ついにその時が来た。
お世話になったのはもちろん「筋斗雲」

10月21日午前5時30分。土合駅集合。
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まだ夜が明けきってなく辺りは薄暗い。
駅にテントを張っている人もいたし大人数の大学生らしきグループもいた。

今回の縦走メンバーはケンイチ君を含めて5人。
全員が集合したところで東黒沢登山口へ移動する。
今回の縦走をひとしきり説明して出発
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ここからいきなり標高差1000mの急登から始まる。
まずはゆっくりと登っていくが、気が付けば汗だく状態。林の中を登っていくので展望も悪く余計に疲れる。
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登りはじめて2時間40分くらいで「松ノ木沢ノ頭」に到着・・・・・ここまでずーっと急登。さすがにイヤになった(笑)

雪渓が残る一ノ倉沢が見えた。
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ここから白毛門を目指す。
途中「ジジ岩・ババ岩」の横を通るが、なんでこういう岩ができるのか不思議に思う。
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白毛門到着は10時ちょっと前。
しかし今日は高気圧に覆われて晴れる予報だったけど、登ってみればガスっていて楽しみにしていた景色が見れない(泣)もうガッカリ・・・・。

「そのうち晴れるでしょ!」と淡い期待を持ちながら次の目標の「朝日岳」を目指す。
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登ったり下ったりを繰り返して「朝日岳」到着。
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なんかさっきよりガスってるんじゃないの?
標高が高くなったからかな。

後は本日の宿泊場所になる「清水峠」を目指すだけ。
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って言っても2時間以上は歩くんだけどね。
だんだん足が棒になっていく。
「晴れていればスゲー景色なんだろうなぁー」って思うけど、まーしょうがない。

みんなでワイワイ話しながら歩いていくと、ようやく清水峠にある「JR送電線監視所」が見えた。
最初分からなくて「おーあんなに立派な非難小屋なんだー」って思ってたけど、よーく見ると手前に小さーな小屋が見える。どうやらそれが今日の寝床だそうだ。
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すでに先客が来ていて小屋裏にテントを張っていた。この先客は山岳会の人たちで10人近くいた。そのうちの6人が小屋泊まりらしく、とりあえずは僕らとその6人とで小屋を共有って事になった。
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あまりにも疲れたので少し休憩して、小屋にマットとシェラフを敷いて夕ご飯の準備をする。

時計を見ると3時30分・・・・・おいおいまだ夕ご飯の時間じゃ無いでしょ~(笑)
だけど山の時間はちょっと違う。明日の朝に早く起きる為に早く寝なくてはならない。いつまでも夜遅くにワイワイやってると周りのパーティーにも迷惑がかかるからね。

夕食の準備をしていると1組の夫婦が小屋に到着した。次にソロの人が・・・・・。
小さな小屋はいつの間にか15人くらいになっていた。「こんなに入るんかなー」

今日の夕食は「カレー」。それとソーセージを焼いて食べた。
ちなみにこのソーセージ、けっこうぶっといんだけど、ケンイチ君はこれを3本僕の食料の袋の中に忍ばせていた。僕は知らずに朝からぶっといソーセージを背負っていた訳だ(笑)

夕食を食べ終わってコーヒーを飲んで寝る準備をした。ちなみにまだ夕方の6時。いくらなんでもそんなに早くは寝られない。でも山岳会の人たちも寝る準備をしていたので、ヘッドランプを消して寝てみる。
しかし寝られない・・・・・。
寝れそうになると誰かがゴソゴソと音を立てる。
「やっぱどんなに過酷な状況でも寝れる人間にならないとなぁー」
そんな事を思っているうちにいつの間にか寝てた(笑)

夜中に目が覚める。それは荒れ狂う風の音で目が覚めた。小屋の中でも分かるほどの強風で、時折小屋が揺れるくらいの突風が吹く。
時計を見るとまだ夜中の12時だ。
「これ朝まで続いたら明日は即下山になっちゃうんじゃないの?」
そんな事を思ってたらまた寝てた。

みんなが起き出したのが4時。
朝食の準備をする。メニューは筋斗雲一押しの「ほうとう」
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外に出てみるとやはりガスっていたが、風は弱くなっていた。新潟側の幻想的な景色を見ながらハミガキをする。
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荷物をまとめて出発。
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今日は清水峠~七ツ小屋山~蓬峠~武能岳~茂倉岳~一ノ倉岳~谷川岳~天神平といったロングコース。行程時間はおよそ8時間。
長い、非常に長いね、考えただけでも。
景色が良ければまだいいのだけど、ガスっちゃってるとちょっとうんざりする時もある。

2時間かけて蓬ヒュッテに到着した時はガスも濃くなり風も強くなってきた。ケンイチ君が携帯で天気を調べると、これから悪くなっていきそうな気配だと。
ちなみに昨日一緒に泊まった山岳会のパーティーは「展望も良くないし、このガスと風じゃーねー」と言いながら下山し始めていた。

どうするか?ここから先はエスケープルートが無くなる。
みんなで話し合った結果、下山という事になった。
ちょっとくやしいけど、こればっかりはしょうがない。
僕らは蓬峠から旧国道を下りていくことにした。
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この旧国道っていうのは「国道291号線」の事。
「国道って言うくらいだから整備された道なんでしょ」って思うでしょ?ところがドッコイ!
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こんなところもあったり・・・・。
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一回沢に降りてまた登るみたいなのもあったり・・・・。

しばらく歩いて景色を見ていると、遥か遠くに昨日寝床にした非難小屋が見えた。
「あんな遠いところから歩いてきたんだ」
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標高が下がっていくと秋の紅葉真っ盛り状態で、歩いていても気持ちが良い。
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しばらく歩き続けたので休憩をする。
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一ノ倉沢出合に着くと紅葉を楽しむ観光客でいっぱいだった。
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ちょっと残念な結果になったけど、初めての縦走は楽しかったですよ。
もう少し経てば雪も降り、冬がやって来る。
また来年になったら縦走リベンジだね。

しかし山の天気は難しい・・・・・・。
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# by seven__three | 2006-10-24 18:58 | 山登り

日本一の山!

21日の日曜日に「筋斗雲」のツアーで富士山に行ってきた。
前日22時頃に富士宮口の5合目駐車場に到着。天気は良く、星が手の届くところにあるくらいに見えた。夜景もきれいだったし。デートスポットだね。
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朝起きると天気は快晴。だけど下には雲海が広がっていた。
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4時30分に起床し、まったりと支度をしながら朝ご飯を食べる。
ツアーの人たちが集まりだして、6時に出発。
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下から見上げた富士山は雪が全然無いように見えた。
「なんかたいして滑るところなさそうだなぁ」って思った。

5合目の標高は約2400m。ここから山頂まで行くとすれば、山頂の標高は3776m。その差約1400m。今までそんな標高差を登った事が無い。おまけに3000m超級。ちょっと緊張・・・・・・。

だけどこの富士山は、夏でもいいから1度は登ってみたかった山だったから、もう、うれしくてうれしくてしょーがない(笑)

あまり急ピッチで登ると高度障害が出てしまうので、ゆっくりと登って行く。
しかし景色が変わらないのは楽しくない。でも振り向けば絶景だけどね。
山荘が見えるんだけど全然近づいて無い気がする。

それでもテクテクと登り7合目到着。ここで3000mをちょっと超えたくらい。体はまだ全然元気だった。ついでに今日のガイド「ケニーチ」も元気だ。
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周りのみんなも元気だった。この位なら立山とかで経験している人も多いしね。
少し休憩して出発。次は8合目。

目の前に見えるけどなかなかたどり着かない。
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日差しも段々強くなってきた。

やっと8合目到着。
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ちょっとみんなが無口になってきた。
ここで標高3250m位。この辺から高度障害が出てくる人もいる。
自分はいたって調子イイ!疲れてはいるけどね。
でもまだ先は長そうだ・・・・・・・。
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次は9合目。ここからスノーシューを履いての登り。もうハイク中にしゃべるだけで「ハァーハァー」ってなってくる。

9合目に着いた時についに一人脱落者が出てしまった。やはり高度障害でフラフラになってしまったみたいだ。
ここで標高は約3400m。もう完全に未体験のゾーンだ。

もう標高と疲れでしゃべるのも面倒くさくなってくる。あともう少し・・・・・がんばろう!

9合5勺に着いた時に2人目の脱落者が・・・・・・。
ここで標高は約3550m。振り向けばあいかわらず雲海が広がっている。
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あとは頂上を目指すだけ。
最後の急登を前にして雪が無くなったので、板をデポして身軽な状態で富士宮口頂上を目指す。

そしてやっと到着。

時間はちょうど1時位だった。
なんと登り7時間かかった・・・・・。でもってこの標高だしねー。
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ここで少し休んで板をデポしたところに戻ることにした。本当だったら富士山山頂の剣ヶ峰(標高3776m)まで行きたいところだったが、そんな事してたらもう滑る体力が無くなっちゃうのと時間が無いってことでね。
次の目標にしよ!
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これから滑りの時間になってテンションも上がっていくはずだが、みんな疲れちゃってそんなにテンションが上がらない(笑)
バーンは春のゲレンデ状態。雪は緩んでるけど、もうグサグサになってた。

まずは9合5勺まで軽く滑る。しかし雪が重くて滑りづらい。オマケにこの標高だから少し滑っただけで「ハァーハァーハァー」と息が苦しくなる。
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次は9合まで。みんなレベルが高く、ガンガンに飛ばして行く。
僕もなるべく荒れていないバーンを選んで滑る。

しばらく滑ると雪が無くなるので、板を担いで横移動。
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でもってちょっとしたロッククライミング的な事もやったりして(笑)
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また気合を入れて滑りますかー!
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もうこれで滑り収めと思うと自然と気合も入る。

最後はもうお腹一杯。
6合目付近まで滑って、あとは歩いて下るだけ。

足はもう疲れきっていたけど、目標であった富士山に登って滑ることができて、本当に満足の1日だった。

次は剣ヶ峰まで登るぞ!
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# by seven__three | 2006-05-23 18:37 | 雪山

二度目の奇跡

4月の8日・9日と今シーズン初めての白馬エリアへ行ってきました。ちなみに9日はkei君とBCの約束。

金曜日の夜に白馬へ着くと「ポツッ・・・ポツッ・・・・」と雨が降ってきた。「え~っ!雨かよ~」
とりあえず今日は道の駅「白馬」で寝ることにしていたので向かっていると、その雨は段々と雪に変わっていった。「でもこの時期だ、あまり期待しないようにしよう」とビールを飲んで就寝。

翌朝、目覚ましをセットしていたがそれが鳴り出す前に起きた。なぜなら車を叩き付けるような雨が降っていたからだ。
もー完全にヤル気なし!頭にきたから二度寝する。
今日はもうテンション上がらないから温泉入って昼寝して、温泉入ってブラブラして終了。ちなみにこの時白馬の隣の小谷村にいたが、台風並みの暴風雨になっていた。そしてまた昨日と同じ道の駅で寝る。

翌朝、ここで待ち合わせをしていたkei君と合流。そう、今日がメインなのだ。今日の企画はkei君だが、このエリアに詳しい自他共に認める「山オタク」。頼もしいパートナーだ。
今日のコースは栂池から小蓮華山方面へ登り、金山沢を滑るってなコース。そのために車を1台二股発電所前にデポしなければならない。

早速準備をし二股発電所前に向かう。ここでkei君の車をデポし、自分の車で栂池スキー場へ向かう。
栂池スキー場に着きゴンドラへ乗り込む。なんだか周りは山ヤ系スキーヤーばかりだ。普通にゲレンデ滑る人がいないくらい。
ゴンドラを降り、ロープウェイ乗り場へ向かう。するとロープウェイ乗り場前にヘリコプターがホバーリングをしている。
「なになに?」と見ていると、どうやら人を吊り上げているようだ。
「何かあったんかな~?」・・・・この時僕らは遭難事故があったことを知らなかった。

ロープウェイ乗り場で待たされること30分、やっと運転を開始し僕らを乗せて山頂駅へと向かった。
山頂駅でこのエリアのルールみたいな話を10分ほど聞き、いざ出発!

ちなみに今日は2人ともスプリットボード。
最初は平坦なところをサクサクと進む。
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しかしここのロケーションは最高だ。天気はだんだんと回復に向かっている。
振り返ると雲海が広がっていた。

歩きながらkei君に色々な山のことを聞く。
「なんでここは白馬(はくば)村なのに、山は白馬(しろうま)って読むの?」とか
「なんで野口五郎岳っていうの?」とか・・・・・
しかしこの男、全ての質問に答えてくる。
さすが山オタク。一緒にいると勉強になる。

ハイクもだんだんと斜度がキツくなり、バーンが硬くなったところで僕のスプリットの役目は終わった。
ちょっと危ないところもあったが、早々にスノーシューに切り替える。ちなみにkei君はスプリット用のクランポンを装着している為、サクサクと登って行く。

しかし今日は風が強い!高度を上げるにつれて、その風は次第に威力を増していく。ハイク中もその風にあおられ後に転びそうになった。
最初の予定では稜線まで登らずに調子の良さそうなところでドロップすることになっていた。しかし雪質も良く安定していたので一気に稜線まで登ることに変更した。ここで標高が約2500m。夏山でも経験したことが無い標高だ。

今日はスプリットを背負っているから疲れも倍増。でもってこの標高。しんどいったらありゃしない。
それでもゆっくりと高度を上げ、ついに稜線へと登った。ここで標高は2600m。
天気は晴れ、下には雲海、360度の大パノラマ、もう言うことなしの感動にしばし疲れも忘れる。
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本当はここでゆっくりしたいのだが、吹き飛ばされそうな程の風が吹いていたので、早々に滑る準備をする。目の前には超広大なバーンが待っている。
準備をしていると僕らの前にカラースポーツのツアーの人たちがいて、僕らより先にドロップすることになった。ガイドの人も「こんなにいい条件の時は滅多にありませんよ」と言っていた。みんなが先行者の滑りを見てテンションがMAXになっちゃってる。

全員が滑り降り、続いて僕らの出番。
十人近く滑ったが、ノートラックはまだまだ残っている。
まずはkei君からドロップ。雄たけびとともにあっという間に小さくなっていった。軽そうなスプレーも上がっている。

2300mの台地に着いたkei君から無線で連絡
「ハヤシさん、最高に気持ちいいですよ!」
息を切らせ、興奮している様子が分かった(笑)

もーアドレナリンが出まくっちゃって、大きく深呼吸して気持ちを落ち着かせる。
滑り出すと後から登ってきたスキーヤーが「行け!行け~」と煽ってきた。
雪は軽く、もちろん底つき無し。
あまりにもバーンがデカくてスピード感が麻痺する。ターンの時に感じるプレッシャーで自分のスピードを把握。
あまりにも気持ちよくて声が出ない。

標高差300mをあっという間に滑り、kei君の所へ到着。「はあっ、はあっ、はあっ・・・・・」息が切れる。
「最高だよ!」
kei君とハイタッチ。
振り返ると広大なバーンに自分のトラックが刻まれているのがハッキリと分かった。
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まだまだここで終わりではない。ここから金山沢へと滑り込むのだが、さっきよりも雪質は固めだが楽しそうなバーンが待っている。
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沢に入るとデブリ祭りになっているので、高度を下げないように滑る。普通だったらここら辺になると板が走らなくなるのだが、今日はグングン走っていく。
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あっという間に白馬沢との出合に着く。ここでランチにする。ここから見る白馬岳の壮大な景色も圧巻もの。こんな最高のロケーションでのランチ、贅沢だ。
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ここから先はもう二股に戻るだけ。滑れるところまで滑って帰る。
アスファルトにうっすら積もった雪の上を静かに滑って行く。
しかし日が当たっているところはアスファルト剥き出し。「あ、ヤバイ!」と思って何を勘違いしたか、飛び越えようとオーリーをしてしまった。
もちろん踏み込んだ瞬間に「ガリッ!!」っとニブイ音。
新たなストラクチャーを入れてしまいました(泣)

最後は1kmを歩いて二股に到着。
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本当に最高の1日となった。
もしかしたら今シーズン№1かも?
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# by seven__three | 2006-04-11 18:18 | 雪山